Story
インドネシアの自然豊かな小さな島、ブリトン島。スズ鉱山で有名なこの島は、鉱山の国有化により大きな貧富の差を生み出していた。1974 年、イスラム教の学校であるムハマデ ィヤ小学校は、最低 10 名が入学しなければ学校閉鎖という危機的状況にあったが、ハルファン校長と新任の若い女性教師ムスリマは新入生の入学を信じ、心待ちにしていた。
アンドレア・ヒラタの同名小説を映画化した本作は、貧しいなかでも明るく生きる子どもたちと若い女性教師の交流を描き、インドネシア映画で歴代トップの興行成績を上げる記録的ヒットとなった。