• 『銀鏡 SHIROMI』イメージ
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日本

銀鏡 SHIROMI

2022年製作/113分/日本
英語タイトル:SHIROMI
監督:赤阪友昭
後援:宮崎県、西都市
配給:映画『銀鏡 SHIROMI』製作委員会

※26日上映終了後、アフタートークあり。
この映画は、日本の古層に秘められた星への祈りと 星のように生きる神楽の民の物語である。

凍てつく冬の夜、太鼓と笛の音が山里から聞こえてくる。奥日向にある神楽の里、宮崎県西都市銀鏡。夜空に瞬く星のもと、500年以上前の古より伝わる「星の神楽」を舞う人々がいる。祈りは星々に住まう神々へと届けられ、宙からこぼれた物実(モノザネ)が、やがてこの地を恵みで満たす。

Story

宮崎県・銀鏡(しろみ)の里に500年以上前から伝わる「星の神楽」を舞う人々を記録したドキュメンタリー。奥日向にある神楽の里・宮崎県西都市銀鏡で、毎年12月に行われる銀鏡神社の例大祭にて夜を徹して舞い続けられる「銀鏡神楽」。人々は冬の夜空に瞬く星々に、古より伝えられてきた神楽を捧げる。その祈りは星々に住まう神々へと届けられ、宙からこぼれた物実(ものざね)が、やがてこの地を恵で満たす。写真家・赤坂友昭がメガホンをとり、神楽と生きる村人たちの暮らしを自然豊かな銀鏡の四季とともにめぐりながら、星と人とのつながりを描き出す。
©映画『銀鏡 SHIROMI』製作委員会
公式サイト:https://shiromi-movie.com

Comment

この映画の画面には敬意があふれている。
映画の中に出てくる人たちが、引き継がれてきたものに抱く敬意。
その人たちに、彼らが生きる世界に、 カメラを向ける人たちが抱く敬意。そして、畏怖。
だから木一本一本、葉一枚一枚、表情一つ一つが美しい。
そして見る者も自分の敬意を加える。
柴田元幸(米文学者/東京大学名誉教授/翻訳家)


おの映画は星に始まり星に終わる。
神楽とは何かという問いが、 この映画をつうじて新しくよみがえってくる。
中沢新一(思想家/人類学者)