メインビジュアル
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日本初上映
ミャンマー発!新感覚シネフィル・ブラック・コメディ。
ミャンマー最大の都市・ヤンゴンに住む映画監督のウェイ・ボンは、銀行員の妻と小さな娘を育てながら慎ましく暮らしている。やっとの思いでデビュー長編の機会を得たウェイ・ボンだったが、トラブルメーカーの義兄と行動を共にする内に、現代ミャンマーの闇に巻き込まれていく…。
ミャンマーの政治・経済体制に疑問符を投げかける話題作を日本初公開!!
日本語訳
東京出身、福岡在住。二児の父。
秘境専門旅行会社に勤めた後、昆虫少年の成長を描いた長編『僕はもうすぐ十一歳になる。』を監督。
国内外で好評を博し、日本映画監督協会新人賞にノミネート。
第一子の誕生を機に、福岡に拠点を移してアジア各国へネットワークを広げる。
2021年にはベルリン国際映画祭主催の人材育成事業ベルリナーレ・タレンツに参加。
最新作はイラン・シンガポールとの合作、5カ国ロケの長編『On the Zero Line』(公開準備中)。
東京出身、福岡在住。二児の父。
秘境専門旅行会社に勤めた後、昆虫少年の成長を描いた長編『僕はもうすぐ十一歳になる。』を監督。
国内外で好評を博し、日本映画監督協会新人賞にノミネート。
第一子の誕生を機に、福岡に拠点を移してアジア各国へネットワークを広げる。
2021年にはベルリン国際映画祭主催の人材育成事業ベルリナーレ・タレンツに参加。
最新作はイラン・シンガポールとの合作、5カ国ロケの長編『On the Zero Line』(公開準備中)。
特別上映
九州初公開
デジタルリマスター版
「ビルマ映画の父」と呼ばれるニープの監督兼主演によるビルマ(現ミャンマー)初のトーキー映画。
日本とミャンマー初の合作である記念すべき作品が2Kデジタル復元で蘇る!
ビルマ人飛行士の兄弟(ニープ、ティンペー)が東京-ラングーン(現ヤンゴン)間のノンストップ飛行に挑むために来日。兄は日本人の恵美子(高尾光子)と恋におち、飛行計画と兄弟の仲にも暗雲がたれこめる…。
「ミャンマー映画の父」とも呼ばれるニープの監督・主演作。ニープ兄弟は1935年6月10日にビルマ初の観光団として、後にビルマ首相となる団長・ウーソーらと6名で来日。日本紹介を目的とした本作は、P.C.L.の提携で9月11日に本読み開始、東京羽田飛行場、目黒雅叙園、自動車競走大会、芦ノ湖など当時の貴重なロケ映像を豊富に収めて10月に完成、本国で公開され人気を博した(日本未公開)。
本作は1992年にプリントが国立映画アーカイブで発見された後、"にっぽんむすめ"の題で上映されてきたが、今回のデジタル復元で映像の細部と音声が製作当時の題名とともに鮮やかに甦る。
日本とミャンマー(当時ビルマ)の初合作映画『日本の娘』(1935年、監督:ニープ、共同監督:枝正義郎 他)は、プリントが発見された1992年以降、ビルマ初のトーキー映画 「にっぽんむすめ」として国立映画アーカイブでも上映されてきた作品で、それが2019年にデジタル復元版として新しく生まれ変わった。今回は九州初上映を記念し、国立映画アーカイブ研究員の冨田美香氏をお招きし、その背景について語っていただく。
国立映画アーカイブ主任研究員
専門は日本映画史。東京国立近代美術館フィルムセンター客員研究員、立命館大学文学部助教授、映 像学部教授などを経て、2015年から現職(当時フィルムセンター)。編著に『映画読本千恵プロ時代』(フィルムアート社)、共編著に『イメージ データベースと日本文化研究』(ナカニシヤ出版)などあり。
実際の復元作業を担当された水戸氏をオンラインでおつなぎし、技術者の立場からデジタルリマスターの過程をご解説いただく。
株式会社 IMAGICA エンタテインメントメディアサービス アーカイブコーディネーター
2008年 ㈱IMAGICA(現㈱IMAGICA エンタテインメントメディアサービス)入社。 技術コーディネートのチームに所属し、フィルムからデジタルシネマへの過渡期を経験する。2013年アーカイブ事業の専門部署の設立に伴い異動。以降、アーカイブコーディネーターとして、数多くのデジタルリマスター作業や映像の保存管理のビジネス提案に携わる。
コーディネーター
英国生まれ。40年以上にわたって、TVドキュメンタリー制作の為のフィルム調査に従事、数々の国際的な賞を受賞。
世界中の映画修復をする中、映画の修復と保存が断片化されていることを認識、 2012年ベトナムのホーチミン市で開催された国際会議で「Restoration Asia」を立ち上げる。
2017年から福岡在住。ドキュメンタリー制作、映画イベント、執筆活動、Restoration Asiaのコーディネートを続ける。
モットーは「フィルムは失われたのではない、我々がまだ発掘していないだけだ」。
英国生まれ。40年以上にわたって、TVドキュメンタリー制作の為のフィルム調査に従事、数々の国際的な賞を受賞。
世界中の映画修復をする中、映画の修復と保存が断片化されていることを認識、 2012年ベトナムのホーチミン市で開催された国際会議で「Restoration Asia」を立ち上げる。
2017年から福岡在住。ドキュメンタリー制作、映画イベント、執筆活動、Restoration Asiaのコーディネートを続ける。
モットーは「フィルムは失われたのではない、我々がまだ発掘していないだけだ」。
Restoration Asia
アジア内外のアーカイブ、技術サービスプロバイダー、そして配給業者の仕事を紹介すると共に、アジアの映像遺産を保存することに取り組んでいる技術シンポジウム。アーキビスト、学者、学生、そしてプロフェッショナルのためにデザインされており、アジア映画とアジアの映画史の保存と復元のために現在情熱を尽くしている。
アジア内外のアーカイブ、技術サービスプロバイダー、そして配給業者の仕事を紹介すると共に、アジアの映像遺産を保存することに取り組んでいる技術シンポジウム。アーキビスト、学者、学生、そしてプロフェッショナルのためにデザインされており、アジア映画とアジアの映画史の保存と復元のために現在情熱を尽くしている。
日本を代表するストップモーション・アニメーション監督「八代健志」氏の作品をはじめ、
新進のアートアニメーションスタジオが手がけた「児童文学」の映像世界を
幅広い世代の方に楽しんでいただけるように企画いたしました。
2作品併映で、1上映枠となります
福岡初公開
児童文学の金字塔、新美南吉の『ごんぎつね』に新たな解釈を加えたストップモーション・アニメーションによる珠玉のショートフィルム。
小学校の教科書でおなじみの、新美南吉 作『ごんぎつね』。
美しく豊かな日本の自然や季節のめぐり、そして動植物と人との関わりが描かれる物語。本作ではストップモーションアニメ化するにあたり、原作に新たな解釈を加え、ごんと兵十の関係を際立たせた。また、2つの視点で描くごんにも注目。小ぎつね・ごんから見た世界では人間と同じ二足歩行のキャラクターになり、人間から見た世界では四足歩行に。視点を使い分け、動物と人間の垣根が引き起こす悲劇を、普遍的な問題へと昇華させている。
それは現実の世界で起きている「分断化」に通ずるテーマである。28分の短編の中で生と死が描かれ、優しさと哀しさが同居する儚いストーリー。
九州初公開
谷川の底を映したちいさな物語。宮澤賢治原作『やまなし』、光と影で描いた幻燈アニメーション。
宮澤賢治原作『やまなし』はとても不思議なお話です。原作を読むと幼少の頃に感じていた世界を思い出します。大人になる過程で見えなくなってしまった沢山の小さなものに、もう一度命を吹き込みたいという思いで『やまなし』のアニメーションを作りました。『やまなし』を通じて、身近にあるものの大切さや美しさを感じてもらえれば嬉しいです。
スキマキアニメーションではガラスを積層させたマルチプレーン技法を使って、手描きの絵を一枚一枚撮影しています。光と影で描かれた青い幻燈をお楽しみください。
2020 年に巨匠ホウ・シャオシェン監督が映画監督デビュー40周年を迎え、
さらに同年 11 月に第 57 回金馬奨の名誉賞である「終身成就奨」を受賞したことを記念し、
ドキュメンタリーを含む3作品を上映する。
九州初公開
デジタルリマスター版
オリヴィエ・アサイヤス監督が素顔のホウ・シャオシェンに迫る!
批評家時代から台湾ニューシネマを積極的に世界に紹介し、監督デビュー後もホウ・シャオシェンからの影響を公言して憚らない、フランスを代表する映画監督の一人オリヴィエ・アサイヤス『イルマ・ヴェップ』(96)『パーソナル・ショッパー』(16)『冬時間のパリ』(18)ほか)が、ホウ監督とともに台湾を旅しながら、彼の素顔に迫った貴重なドキュメント。『童年往事 時の流れ』(85)『冬冬の夏休み』(84)『悲情城市』(89)『戯夢人生』(93)『憂鬱な楽園』(96)の映像と共にホウ監督とアサイヤス監督が作品にゆかりのある鳳山、九份、金瓜石、平渓、台北をめぐる。
第22回金馬奨 最優秀助演女優賞・最優秀脚本賞
第36回ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞
九州初公開
デジタルリマスター版
第36回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した候監督の手腕が光る秀作。
少年の成長の年代記を、彼と家族の日常をめぐるささやかな出来事で綴る。
主人公のアハは、1947 年広東省に生まれ、1 歳のときに一家で台湾に移住した。
ガキ大将的存在のアハだったが病弱な父は、アハの心に小さな影を落としていた…。
監督初期代表作。
九州初公開
カメラの前なら、「言える」「聞ける」こともある。
台湾発、娘がカメラを手に母の本音に迫る、入魂のドキュメンタリー。
ひとつ屋根の下、赤の他人のように暮らす母と私。母の作る料理以外に、私たちには何の接点もない。ある日私は勇気を振り絞り母と話をすることにした。ビデオカメラはパンドラの箱をこじ開け、同性愛者である母の思いを記録する。そして私も過去と向き合い、心に秘めた思いを母に伝える…。
ホウ監督がエグゼクティブプロデューサーを務め、彼の作品等に音楽を提供しているリン・チャンが音楽を担当した、家族の傷を癒すドキュメンタリー。
第67回ベルリン国際映画祭パノラマ部門テディ賞(ドキュメンタリー映画)
第90回アカデミー賞外国語映画賞台湾代表作品
福岡初公開
『はちどり』に続き10代の少女の視点から、家族と友人との関係を描いた珠玉の作品が韓国から登場した。
本作が初長編となる韓国のユン・ダンビ監督が10代少女の視点から家族や友人との関係を描き、第24回釜山国際映画祭で4部門を受賞した作品。10代の少女オクジュと弟ドンジュは、父親が事業に失敗したため、大きな庭のある祖父の家に引っ越して来る。しかし、そこに母親の姿はなかった。弟はすぐに新しい環境に馴染むが、オクジュはどこか居心地の悪さを感じる。
さらに離婚寸前の叔母までやって来て、ひとつ屋根の下で3世代が暮らすことに。それはオクジュにとって、自分と家族との在り方を初めて意識するひと夏の始まりだった。
第49回ロッテルダム国際映画祭 Bright Future 長編部門グランプリほか
中村哲が遺した文章と1000時間におよぶ記録映像をもとに、現地活動の 実践と思索をひも解く。
35年という長きに渡り、病や戦乱そして干ばつに苦しむ人々に寄り添いながら命を救い、生きる手助けをしてきた中村哲医師。 中村医師が命を賭して遺した物は何なのか、その視線の先に目指していたものは何なのか、その実践と思索を読み解きます。
福岡初公開
バンドン工科大学のサルマン・モスクが“イスラームと科学”をテーマに製作。
インドネシアを飛び出してロンドンでも撮影が行われ、アキラの宇宙への憧れが、壮大なイスラーム観とともに描かれます。
宇宙飛行士を夢見て、毎日のようにプラネタリウムへ通うアキラ。
彼女はイギリス人留学生ジューンと、科学をテーマにしたコンペで競い合うことに。一方、祖父は彼女に黙ってイギリスの天文台で働くことを決めていた…
バンドン工科大学のサルマン・モスクが“イスラームと科学”をテーマに製作。
インドネシアを飛び出してロンドンでも撮影が行われ、アキラの宇宙への憧れが、壮大なイスラーム観とともに描かれます。